FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

オランダ語が不人気な理由・面白い理由

とりあえず話者の少なさは間違いない。ウィキには2360万人となっている。公用語にしているのは9カ国とEU連合。オランダ人はほとんど英語が堪能だから果たして必要なのかとなるのも無理はない。ベルギー北部では発音が違う方言的なオランダ語で、活字でしか使いづらいそうなので、いよいよ勉強する意味がなさそう。なので実際は1800万人のオランダ人口が話者数ということになる。

 

歴史的事実

江戸時代にも幕府権力者はキリスト教徒を殺しまくった。幕府軍原城を攻撃する時にオランダ軍も日本人キリシタンを砲撃した。ポルトガル人宣教師たちがすでに殺されたあと、オランダ人が幕府に取り入るために日本人キリシタンを砲撃するという商魂は醜い。そんなにヒドいオランダ人なのだ。出島で医学的恩恵を受けた人達が居ても日本人殺害の事実があれば日本人としては相殺???

また先の大戦ではインドネシアで1942年以降多くのオランダ人とオランダ混血女性が慰安婦にされたそうで、両国関係が必ずしもうまくいっているとは言えない。

 

ドイツ語に近いところがあるそうだが、私はまだ正確にその内容はわからない。ただ、動詞の変化形が英語より多い。過去形に単数形と複数形がある。英語の場合はgo goes 過去形went 完了形goneの4種類。オランダ語の場合はgaan ga

gaat 過去形ging/gingen

完了形gegaanの6種類。ドイツ語だと確か格変化があったから英語が1番シンプルなのかもしれないし、裏を返せばドイツ語やオランダ語はただ面倒な印象になりがちで不人気。よほど親ドイツ隠れナチの右翼神道しかやりたがらない。

 

しかも学習しようとしても、英語ドイツ語の辞書が無数にあるのに対して、オランダ語辞典は蘭和1種類だけ。参考書すら大手書店で2種類しか見たことがない。出島の出入りを幕府から許された人たちや蘭学者蘭学医たちの記録などはどこへ消えたのか?

ウィキからの抜粋にはこうある。

8代将軍徳川吉宗は、技術導入を目的に、オランダからの本の輸入を解禁した。また吉宗は、漢学者であった青木昆陽、野呂元丈らにオランダ語の学習を命じた。野呂元丈は、江戸参府中の長崎通詞の協力を得て、ヨンストンスの動物記から『阿蘭陀禽獣虫魚図和解』を、ドドネウスの本草書から『阿蘭陀本草和解』を抄訳した。青木昆陽オランダ語の語学的な研究を行い、『和蘭話訳』『和蘭話訳後集』『和蘭文訳』『和蘭文字略孝』などを書いた。しかし野呂・青木のオランダ語研究は一般的な広がりを持つにはいたらなかった。

青木昆陽の弟子であった前野良沢らによる『解体新書』の翻訳、それに続く杉田玄白の天真楼での弟子の育成、さらに大槻玄沢の『蘭学階梯』の出版と芝蘭堂での弟子の育成によって、蘭学は一般的な広がりを持つようになった。のちに稲村三伯によるオランダ語辞書『波留麻和解』(はるまわげ)が出版され、語学的な研究が進んだ。

1796年のハルマ和解。発行部数30部では一般に入手できるわけもなく、写真データを見ても手書きでとても読みづらく使えそうにない。オランダ語を活字にしているというが、手書きにしか見えない。

 

そんな日蘭関係の経緯や学習書の少なさでわざわざ実際上の話者のいない言葉を学ぶ人は、オランダや北ベルギーに帰化したり、オランダ語だけで講義する講座受講意志があったりするほんのごくわずかな人ということになる。

 

オランダ語を難しいという人はたくさんいる。しかし、自分の言語をより難しいと評価して自分たちのステイタスを上げようとするのは他の言語も同じで、ネイティブはクレイジーでも立派にオランダ語を喋るのだから、実際は平均的な言語であろうことは容易に想像できる。バイオリンと同じである。難しいと言わないと、安く叩かれるから難しいと言うだけだ。

どの言語もどんな楽器も難しいのは同じである。

人気は日常的使用者(日常的聞き手)の中での人気であることもバイオリンと共通している。

つまり地球人口比率では人気ははかれないから、人気とも不人気とも言えるだけだ。

 

半分九州コミュニティ出身のキリスト教縁者としては欧州の秘境オランダに興味津々だ。過去の相互に不幸な数々の出来事を顧みて、現代人として人道的な言動につとめるのは当然のことである。