世界のスタンダードである欧州議会選挙は、とりたてて言うほど変化のない結果となった。
フランスでは無視できない極右の得票率だったことから、極右封じ込めのためにマクロンが解散選挙をやる。
しかし頭の悪い大衆に訴えかけるポピュリズムの極右は全体の2割どまりで、EUの人道的スタンスに変わりはない。
移民規制はないことはないだけであり、一定の受入が続く。
環境規制は不評だが、おそらく続く。個人的には規制の半分程度大胆に撤廃してもよいと思うが。
頭の悪い日本人はアメリカをスタンダードだと信じているが、人類のスタンダードはヨーロッパにある。
歴史の長い日本人が進化できるかどうかは、ヨーロッパを参考にするのが自然で賢明なのだが、成り上がりやマスコミの誤誘導で低レベルなアメリカナイズを信奉して日本はボロボロになった。
アベノミクスはその象徴でもある。
頭の悪いポピュリズムが日本政府の国民教育の常套手段で恥ずべき極右と右派の自民公明維新と玉虫色の立民で議会の圧倒的過半数を占める日本。
まともな政党がないまま二大政党制化だけを推進すれば、地獄のアメリカ貧困社会を日本に実現することになる。
全体として穏やかな人間社会を維持するヨーロッパ議会選挙は、期待通りのものだった。
極右の増加は無視できるレベルに終わった。