わたしは絵を鑑賞するのも好きだが、どちらかといえば音楽鑑賞が中心。
楽曲を聴き、楽譜をさらい、思想文化境遇などに思いを馳せる。
時代考証に絵を見る。
そこにはたいていベースに作品とその周辺や土壌に対する尊敬がある。
あるはずだが、ない人たちがいて、芸術の真価を貶める。
芸術は政治的地位とまったく無縁なものではなく、国籍と別の世界観でありながら呪縛されている。
アイドルが芸大に入学してもアイドルとして見られて学生というより宣伝やカモになる。
芸術を自己を飾るアクセサリーに利用する。
だから学生がアイドルなら珍しいアクセサリーが増える感覚なのだろう。
芸術作品、創造的活動と真摯に向き合う専門家がいないのだろう。
youtube投稿者で医療機関の音楽好きも似たようなアイドルネタを披露していたが、違和感があった。
食べ物も道具も作った人に感謝して食べ使うし、楽曲は作曲家や演奏家に感謝して楽しむ。
そんな当たり前の敬意が感じられない。
なんでもお金で買えるし、学生はお金を持ってきてくれるカモ、利用するための駒という感覚なのだろう。
芸術も医療もそれなりの特権的地位があるだけに、堕落退廃した専門家たちの罪は深い。
退廃芸術に寛容というのは現代の芸大にはなく医療者ハラスメント推奨というナチズムと併せて軽蔑するのが正しいのだろう。
日本人には人間性がよくわからないから、芸術に携わる専門家ですら誠実さに欠ける言動が日常的なのだ。
芸術や人間に対する恐るべき侮辱である。
何を畏れるべきか、畏敬という空気を知らない野蛮人は一人や二人ではない。
弱者の心を踏みにじるひどい蛮行。
日本人の常識、芸術、医療、敎育関係の常識的感性は異常なのだ。
神道は低レベルだ。