特番がたくさんあって、なぜロシア国民がプーチンを支持し、軍事作戦を容認するのかという。
ブーメランでなぜ日本人は支持率低迷の自民党政権を支持し、防衛費倍増を容認するのかというふうに問われたらどういう回答をするか。
まずは自分の国のなぜを解決するべきだ。
ロシアの分析というより政権を支持する多数派支持率はどこの国も大差ない。
日本でも神道政権としてみれば、回答率は半分程度だが、中国脅威の世論は過半数で、自公立維を合わせた国会議員割合は8割をこえる。
かつて日本も西側に囲まれて集団暴行され、軍縮を破棄した。
国家単位で動くだけ。
国家を支持しなければ亡命。
亡命できる人の割合も亡命が進むと減って、さらに支持率が上がる。
蟻地獄のナショナリズム。
亡命して苦しむか蟻地獄に吸い尽くされるかの二択なのだ。
どちらでもない立場ではいつ逮捕監禁されるかわからないから、反対派にはなかなかなれない。
政権が常に同じベクトルで支持率が多少変動するだけなので、基本的に軍事国家はそのままになる。
あの軍事大国を武装解除できるという過信・自信過剰は改心すべきだろう。
日本ですら自衛隊を解体できると考える人は誰もいない。