FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

海外への感覚 日本村の限界

学生の頃、本州にある大学に行くと海外からの留学だと冗談を言っていた。

北海道四国九州は本州からすれば確かに海外だ。

日本列島の日本語圏ですら異文化だし、本州は南北に長いので方言の違いだけでもずいぶん違う。

2019年にパスポートを持っていた日本人は23%しかいなかったそうだ。

消費税が5%になり、緊縮財政と軍国化に日本が傾斜したころから、海外旅行は激減したそうだ。

年収がジリジリ減ると、国内でも充分異文化で標準語が通じて安価なら国内にしておこうとなる。

思考や世界観がジリジリ歪んできて、いつでも海外へ行ける23%の日本人だけにある感覚と、過去に渡航した日本人にある感覚と、閉ざされた村人の違いのようなものかもしれない。

かつてアメリカや中国に行ったことで実地の生活感をまざまざと体験しているのは、わたしの衛生思考と世界観の精度を確実にしている。

動画や録音でも海外をわかる気がするのだが、企画編集されたものは自己で再編集する必要があるがそんなことは普通できない。

統計は指標が異なって比較できないし文化が階層や地域などでバラバラなので生活感としてはわからないことも多い。

77%の日本人にパスポート取得と海外旅行をおすすめしたいが、政治は日本人に貧困を強いている。

仏教で言う天界は喜びの心、自由自在な楽しみのある感覚、天上界ともいい、機上の人とイメージがかぶる。

気楽に海外へ行ける人たちが激増する見込みがない増税一本の政府。

日本列島地獄めぐりで選択肢がなさすぎる。思い通りにいかないのが地獄の心と仏教で言うとおり、77%は地獄なのだろう。

四季を楽しむには日本列島でもかなり楽しめるが、わたしはきんとうん(觔斗雲)と如意棒がほしい。

猿でも飛行機乗り放題で自在に伸縮する棒くらい持てるのに、人間なら当たり前にちがいない。

バイオリン好きは、名弓を使いこなせるという意味合いに転ずるが、帝釈天梵天が喧嘩している御時世では、なかなか微々たる進歩しかない。

アンデルセンも貧困による悲しいことがなくなるように願っていたからこそかの国の今は日本よりはるかに豊かな平均年収になっている。

みんなで豊かになれば、悲惨なことはほぼなくなる。

日本の内側しか見ていないと希望はない。

下ばかり見ているということがすでに地獄。

天を仰ぎ、天上の喜びへ向かっていく自然な心を大切にしたい。

マスコミや政治はその心を消すために、地獄につなぎ止めておくために必死だから、戦争と増税値上げありきなのである。