戦争は止められない。
どちらかが戦えなくなるまで続くことが多い。
もちろん停戦協議は歴史上いくらでもある。
しかしそれは双方が賢く存続することを前提にしている。
ロシアが四州をあらかた占領して併合した時点で、ウクライナは再び停戦の呼びかけを蹴る。
ゼレンスキーが代理戦争を受託して武器や資金を受け取ってウクライナ国民を戦争に向かわせる。
四州も獲られて、負け戦に反撃アピール、キャンペーンをやっているだけで、ぼろ負けしている。
ゼレンスキーが軍備と対立に傾倒していなかったら、最初からロシアはウクライナ人の犠牲者を出さずにウクライナを統治して皆幸福だった。
それはウクライナ国民の犠牲者を出さずに済んだ。
国際法違反を主張する場合、ウクライナに軍備がなくて中立の立場ならば、世界中が完全に一致してそれを認めただろう。
しかし、どうみても単純な軍事衝突、戦争であり、そこに善悪の判定は不可能だ。
しかも負けるウクライナ側が徹底抗戦。
ヨーロッパはロシアが勝っているからこそ対応を打つ必要に迫られて武器資金を供与している。
負け始めの段階で停戦すれば犠牲を最小化できるが、長引いて二州が四州になっただけ。
さらに徹底抗戦すればすべて奪還できると踏んでいるのだろうから、理解に苦しむ。
たとえ奪還しても、その時には大量の死者、傷病者が出て、インフラも破壊されつくし、復興できない民族共生意識や文化が出てくる。
ウクライナの何割もの国民がロシア語を使い、ウクライナ正教会は最近までロシア正教会の一部だったという。
住民投票の是非よりも、ウクライナ国民の半数近くはロシア人であり、ウクライナ人は占領地域から逃げるかロシアに従うかしかなく、占領の是非はウクライナの核武装軍拡の是非である。
その表裏を考えると、国際社会は完全に一致できないし、民族の内紛にユダヤアメリカ側が介入しても、そこには正義や大義は希薄なのではないか?
ゼレンスキーや西側はウクライナが存続しなくても構わない。ウクライナ国民の生活などどうでもよいからこそ、代理戦争をリードし、支援する。
結果として、ウクライナは滅亡に向かっているように見えるが、指摘する人はいない。
長引いて犠牲が出るのは、ウクライナでしかない。
紳士プーチンは対話を呼び掛けながら、優しく丁寧に軍事行動を進めている。
応じない側が損するのは、自己責任そのものだろう。
ロシアに支配されたくない気持ちを大切にするか、ロシアに領土を割譲して譲歩するか?
気持ちよりウクライナの存続を選択することがより重要だ。
死傷者や破壊を止めるためには賢明さが必要だ。
努力し奮戦するのであれば、戦闘ではなく国民生活のため、国民の幸福のためにするべきで、そういう健全な心がない現政権が支持され続けるのは、国民にとって困難だ。
宗教の危険性は、よその宗教の人たちを殺害してもよいと感じることで、行き過ぎると自爆するが、この紛争は正教会の分断と共生地域内のスラブ民族分断から決定的な泥沼に突入した。
そもそもゼレンスキー支持者が9割以上いたことになっているが、調査の回答率は報じられない。
ウクライナ人難民は370万人以上。
実のところは、ゼレンスキーと取り巻きのために世界中が迷惑するだけなのだ。
観られたいコメディアン、男を見せたい政治家なんてものは、露出癖の奇人。
国連を改組しても、ロシア側の国々と中立の国々が世界の4割程度勢力存続する。併合を非難しなかった国々は欠席を含めて約50カ国もある。
ロシアを追い込むプロパガンダは完全に失敗している。
せっかく自由化してきたロシアを包囲しようとするのは、百姓が田畑を捨てるようなものだ。実際西側は工場や店舗を捨てた。
ウクライナはロシアに統治させて、ウクライナ人とロシア人を共生させつつ、西側企業を配置しておけばよいものを、狙い過ぎて失敗したのは、アメリカだろう。
アメリカの求心力低下を晒した紛争、ターニングポイントとして記録される紛争なのかもしれない。
ロシアもプーチンもナチズムとは呼べない程度の半端な悪さの大国と政治家であり、むしろアメリカ帝国主義という中国北朝鮮が主張する西側のネオナチ勢力が浮き立ったブーメラン現象を見る。
消耗するのはスラブ民族・地域がメインだが、停戦協議を妨げて火に油を注いでいる西側の責任は極めて重い。
戦争ありきの指導者たちは、みなさん精神的におかしい。かろうじて東欧の不安が理解されうる。
戦争を正当化するのは、死刑制度を無差別に復活させる逆流になり、世界人類の退廃と虐殺ありきのネオナチ勢力を支援することになる。
停戦協議を議論して決議しない国連は、方向性をまったく間違えている。
国連が紛争を正当化するのはやはり問題である。