FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

銃撃犯鑑定留置判断の真意を推察

山上容疑者は母親を恨み教団を恨んだというところを理解するだけで、安倍元総理を殺害する理由がわからないという理由で鑑定留置にしたようだ。

この判断は処罰するよりも治療し再更正させることを優先するものと言える。

山上本人の記述した手紙が公開されており、その中には安倍元総理が真犯人ではないとしながら、もし殺害したら社会的影響が大きく教団に対するダメージを最大化するためであると計算していたことが窺える。

本丸の教団指導者を殺害するよりも、実母を殺害するよりも、実際に安倍元総理殺害による社会的なインパクトも政治的な立法その他の必要性もアピールできているのだから、山上にしてみれば大成功だと言える。

病理や八つ当たりで殺害したとは思えないが、そこを検察が認めてしまうと安倍政治や自民党政治責任を認めることになってしまう。

統一教会問題はまさに国の失策と安倍のミスリードから悪化しているので、それは誤魔化したいという腹で、山上容疑者は安倍を恨んでいなかったし、皇国勤皇の青年が精神錯乱というデッチ上げもどきの判断なのではなかろうか。

普通に母親の上の教団のさらに上の上の自らの不幸の原因を特定して殺害しているので、わたしから見るとかなりの思考判断力だと思ってしまう。

彼にはそれしかなかったし、熟考の末の実行であり、その思考をもし理解できない検察官であれば、それは判断過程に問題があるのだ。

供述を聴くのは警察と検察というかたよった職種で、司法も政治的なフィルターがある。

冤罪問題も同じで、慎重に刑罰等を決めるための一助としての鑑定は意味があるが、それ以前の動機についての見立ては少なくともお粗末なものにしか見えない。

死刑やそう遠くないいく通りかの死を想定していたようだから、山上のもともとの優秀さが遺憾なく発揮されたという一定不謹慎な見方も或いは正しいのかもしれない。

間違いなく歴史に名前が残るが、そういう英雄にしたくないがためのキチガイ扱いだろう。

国としては、無理矢理安倍の国葬をするためにも、山上を貶める必要があるのだ。