いろいろ他人は好きなことを言う。
才能は環境と性格性分の複次関数の解。
ひとつ組み合わせが替われば伸びるし、ひとつのために伸び悩むことも多い。
当初順調でも、時間の経過でうまくいかなくなる。
絶えず因子を調整する必要があるのに、自己決定権は限られており、ただ努力だけを要求される。
そのなかで、悪あがきが日常になるとかなり辛い。
社会的評価が低い場合は自己肯定感も低い。
自己肯定感だけを操作できるのは、かえって危ない。
バランスよく自己肯定感を積むための日々の信心が最重要で、あとから才能に対する社会的評価がついてくる。
才能や自己肯定感なんて信心で育むしかない。
基準目標に到達するかしないか、それよりその方向へ確実に一ミリ進んだかどうかだ。
本因妙という仏教の真髄がある。
いくら努力しても空回りし、才能が伸びず、うまくいかず、自己肯定感が下がるのが、ありきたりに天才にも起こる。
根本さえ一ミリ進んでいれば、自己肯定感は完全になるというのが本因妙の一面。
方向と初速を決めたらあとは結果が出る。
根本を外して努力しても思わしくない結果が出る。
希望をもち、楽観視しても、結果が出なければ焦る。
根本がどっしり前進するように信心しなければ、地震雷火事親父で自己肯定感は損傷してしまい、才能が伸びない。
心が先。
国の威信に安住してはならず、自信を持てというカルトのおだてあげにのせられてはならない。
じわじわとしかしすぐに破綻する。
根本の大石寺をないがしろにして成果を出すとひずみと反動でかえって不幸を招く。