FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

おさらいか新しい取り組みか微妙なバイオリン

今日はメンデルスゾーンの協奏曲を全楽章弾いた。
1楽章はずっと昔33年前に先生にほめられた。3楽章は9年前と12年前に古巣の教室のおさらい会(合奏発表会)で弾けた。
この曲は思い入れがある学習教材としても音楽としても好き。
33年前にアマオケでセカンドバイオリンを弾いた。その時のソリストの方は梅光(山口県)の学生さんだったような気がする。
伴奏をオケで弾いて、その後ソロを課題に出されるという流れがとても良かった。
でもずっと心残りなのは、2、3楽章がさっぱりだったこと。
ようやく3楽章を合奏で弾けたのは確かだが、それから数年越しでバイオリンの基礎をやり始めて、やはり演奏は別物になりつつある。
より確実で澄んだものを志向している。
スターンのガルネリ志向だった最初とはまったく違う端正なものを感じながら弾く。ダイナミックに荒々しく豪快なスターンの表現は魅力的でわかりやすいが、あの表現はやや力業でもあり色彩の濃淡がきつい。
そんな志向の変化が大きいので、おさらいをしているのか新曲と向き合っているのか、よくわからない不思議な感じがする。
本当はこの曲の魅力はこっちのほうではないのかなと全身は新鮮さを感じている。

1コマ目30分
シュラディーク各弦

2コマ目60分
カールフレッシュ
♭♭♭短音階c-minor1から11番とおし。
ゆっくりとはやめ

3コマ目40分
クロイツェル27番 四分音符=76
プロオケ奏者の速さで弾くととても弾きやすい。ゆっくり弾くほうが難しく感じる。
モーツァルトのミラーデュエットのファーストバイオリン

4コマ目70分
メンデルスゾーンバイオリン協奏曲
2ページずつゆっくり弾いて譜をさらい、次に演奏速度で弾く。
左手の型が変わっており、かなり弾きやすいが、覚え直しの箇所多数。

クライスラー
愛の喜び