FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

マスコミの「護憲は左翼」という洗脳で世論形成

ウクライナ戦争や中国共産党軍の増強などから、防衛力を拡充していく必要を感じている日本人が増えている。
反対すれば左翼だと攻撃されるらしく、ネットのコメントでは、軍備増強一色だ。
護憲は中国を利する時代錯誤だと主張している政党が増えて、本来の欧米の民主主義体制を破壊することに危惧を抱く人たちも見当たらない。
日本国憲法は左翼とか右翼とかではない。
ど真中ストライクそのものの優れた憲法だ。
その価値や意味を理解している日本人があまりにも少なく、法曹界ですら憲法を貶めていることに無自覚である。
防衛力を保持して安保のもとで運用することは、侵略のための軍事力行使にはあたらず、交戦権行使ではない。
憲法について国会で議論しようとすることも不必要だし、非核三原則などそもそも綺麗事である。
周辺国との軋轢や利害調整に軍事力行使という手段を使わない限り、正当防衛のための自衛隊出動は今までどおり認められる。
集団的自衛権より敵基地攻撃能力が憲法に触れるかどうかが問題で、正当防衛を超えた過剰防衛だとされるのも当然だ。
防衛ラインを越える攻撃は、相手領土侵略の意味合いが生じるためだ。
台湾はかなり危険だが、尖閣諸島の防衛施設の未整備もかなり危うい。
国境も防衛ラインも守れない中で、どこから敵基地攻撃能力の議論が出てくるのか?
軍需産業への利権利益誘導そのものだ。
軍閥を強くして、国民生活を窮乏させる悪政は御免こうむりたい。
NATO同様の2%の軍事費を実現しつつあるなかで、欧米基準中道の日本国憲法を堅持することが、賢明な判断であるが、日本人の知能程度を見ると、改憲政党ばかりに投票する未開な野蛮人が自滅していく流れは変わらないようだ。
凶器準備集合罪や殺人罪を一方的に裁くことができる関係性は国際国家間ではない。
極東軍事裁判など軍事裁判は特殊裁判だから、軍縮会議を紛争衝突の予防的に開催することが重要だが、近年の大国間協議は停止破綻している。
戦争の危険性を高めない範囲で防衛力を整備し、外交関係を適正化していく努力が必要である。
外交力の基礎である国力をまず高めなければならないところ、民間人攻撃、日本国領土への攻撃の危険性を高めるだけの敵基地攻撃能力を叫ぶ自民党は狂気を主張しているようにしか見えない。
ユダヤのしもべとしてマスコミぐるみで日本人をおだて上げれば、改憲はあと少しで実現して、アジアで戦乱を起こし、アジア人が大量に犠牲になる日が刻々と近づいてくる。
高市氏の発言のとおり、日本人にはみなさん死んでいただくということである。
ウクライナの犠牲者の冥福も祈るが、日本人がいつまで平和に暮らせるか明日は我が身だ。
護憲中立と安保の並立を選択するしかない。
自民公明維新民主には知能がない。