ロシアがアメリカ国務省に武器供与支援をやめるように文書を送った。
おりしもミサイル巡洋艦モスクワは沈没した。
いわゆるロシアの存続に黄色信号が点灯した象徴である。
ウクライナはロシア国内に対する攻撃を視野に入れ、ロシア軍に対する攻撃を激化させる。
ロシア領土の安全が脅かされ、モスクワが危険にさらされる時、ロシアはためらいなく核兵器を使用する。
合理的判断として。
日本でもそうであるが、多数派意見というのは質が低い。
民主主義は建前であり、実権はエリートと宗教家が握っている。
日本の神官僧侶は日本人のコンマ数%で、そこで様々な政治判断はほぼ決まる。
かくしてノモンハン日中戦争から太平洋戦争に至るも、現在いまだに政治判断、政治決定は同じようなやり方でなされる。その問題については別に書いていて改めて書く。
ロシア正教会のコミュニティは、歴史的に日本よりさらに閉鎖的で独自性が高いように見える。
プーチンの余裕と強気のバックボーンは揺らぎを感じさせない。
冷徹な信仰の理性のもとに、ロシア体制の永遠性だけを実現するだろう。
言い方の違いである。
ロシアは核兵器を使用する状況になれば使用する。
そういう状況をアメリカとウクライナが意図的に作ると知らないぞと警告している。
当面は戦術核兵器、小型核兵器だろうが、その先にどうなるかといえば、全面戦争、なかんずく全面核戦争しかないから不測の結果。
大鑑巨砲主義はたしかに時代遅れで戦術で劣るも、なにしろ大鑑巨砲であり、その究極が核兵器だというあたりまえの事実事象を西側は忘れている。
ロシアの文書をそんなふうに解釈しておくべきだと個人的に思うのだが、煽りにのるだけの衆愚の1人であってはならないとも思う。
ロシアを追い詰めるだけのNATO各国ではなく、対話と協調の政治力がどこまで発揮されるのか人類史が問うている。
どんな人間でも追い詰められれば何をするかわからない。
軍事力は命とともに限りがあり、その相手は核兵器を実戦配備している。
その使用を責めて裁いたとしても、死者は甦らない。
使用させないための唯一の方法は、ウクライナの非武装中立化しかない。
どうぞ核兵器を使用してくださいというウクライナアメリカの神経を疑う。
経済制裁もまったく効かないし、むしろ西側や周辺国までもがダメージを受けている。
ロシア中国インドのサプライチェーンは絶対不動。
世界の平和と安定を壊しているのは、ユダヤ財閥であり、目的は金儲けと貧困層抹殺のコマーシャリズムである。
儲けの桁が違うので、総力戦、愛国心、美徳、倫理という宗教的政治の統制全体主義であり、もはや自由主義という名目はどこにあるのかわからない西側の民がこれからも増え続ける。
死ぬことが自由と幸福になっているウクライナ人は不幸であり、ロシアコミュニティ(ソ連同盟国を含む)を守るために核兵器を使用して非難されても、ロシア人は無関係に幸福である。
アメリカがロシアに気を遣うのは、その真実の当事者だからである。
米ロ戦争で死ぬのはウクライナ人とロシア人で儲けるのはアメリカのユダヤ系財閥だ。
ゼレンスキーはほんとうに悪い人間だ。