FujiYama’s blog

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ウクライナの闇と世界の闇と 対中戦争への準備

f:id:FujiYama:20220307145625j:plainウクライナ人権報告書2016年版が公開されていて、86ページ全部は読みきれない量だが、おおまかに読むと、ウクライナ東部ではもう何年もロシアとウクライナ双方が実質武器を使用して殺しあいをし、ウクライナ政府側も問題のある統治をしてきている。
メディアではプーチンナチスだと言う意見を取り上げているが、国連の報告書が示しているのは、ゼレンスキー大統領のナチス色である。プーチンの主張はあながち全部間違いではない。ウクライナの平和維持や解放のために進攻したのであって侵攻ではないという主張が一義的には成立している。
ゼレンスキー大統領は自由と民主主義を掲げてはいるが、国内統治の内実は人権侵害、犯罪、汚職、差別などが蔓延して手がつけられない破滅的な状態だった。

先月12日、アメリカは米兵160人のウクライナからの退避命令を公表している。
ウクライナの軍を支援してロシアとの戦闘の助言をしていた米兵は、ロシアとは戦闘しない。
アメリカの常套手段としてソ連、ロシアとの戦闘を支援して、しっかり儲ける。
ゼレンスキー大統領はユダヤ系らしく、アメリカに近いので絶好の冠に使われた。
そもそもウクライナの内政がエリートから貧困までメチャクチャなので、支持を集める必要があった。
非人道的な問題、失政を闇に葬りたかったのだ。
正義の旗があれば、問題はすべてロシアの責任にすりかえることができる。
今までどおり、ウクライナ人がいくら死亡しても気にならない。
そういう戦勝国の責任にしてドイツ人がいくら死亡しても気にならなかったユダヤ系政治指導者がいつかいなかっただろうか?
NATO側の嘘と闇はそこにあるのだ。
ロシア中国という専制の闇を追求するのは、NATO側の闇、ウクライナの闇から目をそらせるために役立ち、戦争の大義名分のためにするプロパガンダだ。
要するに、各国、両陣営に闇があり、犠牲者は大衆であり、アメリカ財閥とイスラエルをベースにしたユダヤ系が一番儲かる。
各国の問題をチャラにして、政治責任を問われない方法が、戦争だ。
日本政府もウクライナ同様の人権問題が山積している。中国を悪者だと言えば、改憲は容易であり再軍備でボロ儲けができ、しかも国内の大量の難問をチャラにできると踏んでいる。
自民党や国民民主党などは日本人大衆がいくら死亡しても気にならない。
中国と戦争するために改憲するのではない。
日本人大衆を人権問題とともに虐殺するために改憲するのだ。
ユダヤと日本の財閥系はとても仲良しで、大衆を犠牲にすることになんの罪悪感もない。
神道ユダヤの近さが示しているのは、自民党の国民殺戮の残虐性に対する麻痺である。
難民は安価な労働力を生む。
戦争ほど儲かるイベントはない。
自由と民主主義とは衆愚政治のための罠である。
その闇を克服することが戦争の防止であり、専制独裁体制の闇を追求しても、それが戦争の口実になるだけの現在の民主主義をとうてい褒めるわけにもいかない。
どっちもどっちであるが、進歩する余地は民主主義体制側にあり、平和を建設実現する力は民主主義体制下の市民の票にこそある。
この基本的な画が見えていて、光に向かって政党議員活動をしているのは、現在日本ではれいわ新撰組くらいだろう。
人類史では要領よく合法的に戦争するために、民主主義は機能しているし、日本もまた同じだ。
戦争好きな野蛮人は、護憲政党とれいわ新撰組を理解できない。
そもそも野蛮人だという自覚すらない。
人類は自分の心の闇に光をあててみるとよい。