FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

都心と距離感がみんな違う

f:id:FujiYama:20220213214007j:plain小中高校と住んでいた戸建てから新幹線のぞみ停車駅までグーグル経路でみてみると自転車で18分となる。お城の天守閣までなら12分くらい。
現在は九段下の法務局まで自転車で24分、東京駅まで31分となる。江戸城の堀は九段下から見える。
クロスバイクなので、実際道路状況によっては東京駅まで20分かからない。ゆっくり時速24キロから30キロくらいで信号にかからないとそんなものだ。
タクシーは通りに出てつかまえるまでに数分はロスがあるので、雨天とか荷物のあるときとか条件付きの便利な速さとなるも、渋滞すれば世紀末的終末観におおわれるので基本パス。
あとはバスと地下鉄だが最寄り駅から東京駅まで直ではないから参考にならない。
マスコミで何気に都心まで45分の距離という言い方があって、さてその都心とはどの点を指しているのか、やはりエリアを指すのだろう。
みんな鉄道やバスを当たり前に使うので、乗り換えや駅までの時間を加味すると、東京駅までの時間の計算は割増になるが、自家用車や自転車だと家を出てから即カウントする時間になる。クルマは駐車に時間がかかってかえって不便なことも多い。
これはすごいラグだ。
まさか鉄道のターミナル駅だけを都心とは言わないが、どこまでか?千代田中央2区全域とその周辺区の半分くらいまでが大まかに都心らしきと言えようか?
わたしは周辺区民のつもりの周辺区近接地域民なので、はしょる感じを含みながら都心に住んでいるつもりである。
区の境界がすぐそこなのでまあいいかなという感じと、えっ?自転車で武道館や銀座丸の内あたりまですぐだしなという感じで、本人的にはそれほど違和感はないのだが、いちいち電車に乗って、なにか乗り換えしてようやく新橋という感じの大多数にはよくわからないかもしれない。
千代田区に入るまでで10分くらいなので地理的に近いから十分都心じゃなかろうかと思う。
つまり副都心とか外縁部とかいう信用格付けを目的とした都心の定義、不動産業界の値付けのための区分けや政治的上級国民と反社会的富裕層のための居住区区分け等等というものと、各個人の肌感覚は必ずしも一致しないという当たり前のことなのだろう。
どこに住んでいても結局は百貨店や専門店で用事をしなければいけないのでのぞみ停車駅という基準を外さないで住居を選ぶのは同じだ。
高品質取扱店と量販店とバランス良く生活する上で、最良の立地に近いところに住んでいるので、その点からは幸福かもしれない。
野菜鶏卵などの農水産直売所がないのが唯一のマイナスだ。
あとは近くになんでも揃っていてなにかと助かっている。
人によってメインは違うが、のぞみ停車駅か国際線飛行場から直通一本で30分から45分以内を都心と感じるのではなかろうかと思う。商圏と生活圏一体となるのが都心だという見方考え方もあるのだ。
明日の朝は関東で積雪がありそうだから、そこでまた急傾斜や凍結などがあると、急に距離感がみんな変わるので、やっぱり人間はどこまでいっても天にはかなわない生き物だなと思う。
急に地下鉄が慕わしくなったり、すぐだったものが前人未到の険難になったりするのだから。
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