FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

これからの日本人は農業こそ幸せ

f:id:FujiYama:20220205160335j:plainこれから日本の農業はさらに厳しくなる。
政府の補助金が変わる。
そういう時代の変化はたしかにある。
しかし、それでも若くて興味のある日本人なら農業をやると幸せになると思う。
むかしむかし17歳の頃には、農学部も面白いかなと一瞬考えたことがある。
耕作放棄地になりそうな土地がたくさんあるから農地を手に入れようといざ探すタイミングは今から数年間までだろう。
作物とノウハウをどこできちんと学べるのかリサーチして堅実に技術を獲得すれば、土地は余っている。
問題は初期投資の現金が必要な場合。運転資金もある程度欲しい。
小作人をしばらくやって技術さえ身に付ければなんとかなるのかと甘い見通しは持てない。
土や天候と向き合い、作物の様子を毎日見守り、食糧の不安なく生活できることそのものが幸せなことで、資金を回す手持ちや才覚があればなにも言うことがない。
おおまかには兼業農家有利。
輸入作物は円安で高騰するし、サプライチェーンの変化で価格も変化する。
朝から晩まで作物と付き合うのが性に合う人たちが農業に関心をもって、農村生活を体験できるプログラムは、なぜか外国人向け。
本当に飢饉、食糧不足、暴騰がすでに起きつつある今。
若い人たちが真剣に検討できるように、なにか制度を設けて助成すべきだと思う。
農村の農業技術所持者こそが最強日本人である。
農業従事者育成は今も最重要最優先課題だ。
政府がメチャクチャな思考であるものは、誰もどうしようもない。
農業がたんなる商売になって、ただキツいだけで儲からないという流れを作るのは政府。
産業育成より国民育成をしないと、税収はあるのに日本人労働者がいない。
人間を育てない国は、その文化を消滅させる。
もう日本文化は遺跡や富裕特権階級にしかほぼ残っていない。歩けない、日本語もまともに理解できない、古文が読めない程度の現代人。
農業も後継ぎがいなくて、あとは大衆から和食を消滅させるだけとなった。
日本史の終焉はもう間近である。