FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

憲法と戦うのか中国と戦うのか?

f:id:FujiYama:20220130130834j:plain憲法には諸外国との協調や信頼関係を重視する国際社会秩序と国民の幸福追求という基礎的な枠組が明記されている。
中国共産党軍が尖閣台湾から太平洋に進出している最近では、改憲派の議員政党が増えている。
おそらく改憲しなければ軍備が整わずに中国に侵略されるというイメージから安易に改憲に賛成する国民が増えている。
中国とは戦わずにへつらって、中国の国益のために政府と企業が立ち回り、マスコミは中国のために配慮して、さらに核心となる日本国民の利益を一番危険にさらすのが、改憲である。
このトリックに見事引っ掛かるのは、戦前戦中と同じ。
かつては米中を敵に回したが、今度は米中にへつらい、利益供与するところがまったく正反対。
大戦の時は占領して収奪して国益を一時的にでも拡大したから、軍部政府が支持されたのも理解できる。
しかし今の外交国際関係では、国益を捨てて国民生活を犠牲にするなかで、さらに事態を悪化させる改憲の流れをマスコミと政治で推し進めている。
改憲すれば中国に対抗できるかのようなパフォーマンスをしているが、底無し沼にはまって日本人はドツボである。
国民の不満をそらすための対中、改憲論。
もし本当に日本が強く繁栄したいのであれば、まず日本の国力をあげるための政治、国民の幸福追求のための権利擁護を最優先にしなければならない。
国中で悲惨な親族の殺し合いや強盗通り魔事件が頻発して、精神医療で人を闇に葬り、地方予算を欠乏させて地域の信頼関係を破壊しつくして、奨学金すら整備できないで、まともな労働者は減少の一途。
みんな無人機とAIで戦闘をするとしても上陸占領には兵隊が必要で、予算だけでなく工業技術力と生産力と練度の高い部隊がたくさん必要。
国勢調査や統計の数字を見て、改憲論を主張するのは、まったくの精神異常だ。
あしもとがユルユルのぬかるみであることを、国民の何パーセントが認識しているのか?
戦うべき相手は憲法でも中国でもましてや在日米軍でもない。
日本国民はまず自己を見つめ、自己を築くべく具体的な課題と向き合うべきだ。
腹が出ているなら引っ込め、ガリガリならしっかり食べる。
橋が危なければ修理させ、学費がないなら支給させる。
あたりまえのことができない日本人の未来はかなり絶望的である。
現状のワイドショーパフォーマンス政治ではオンボロ北朝鮮の最新鋭ミサイルにすら勝てない貧国である。