FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

メガネを踏んであわや

f:id:FujiYama:20220123095747j:plain何気なく置くメガネ。
いつもは机、テーブル、台に、眠るときにまくら元に。
それがなぜか二度寝の敷き布団の上にぞんざいに置いていた。
なにか靴下の足の裏に感じたが、体重がそのままかかり、グイと変な音がした。
見てみるとメガネのレンズは外れ、しかもフレームはあらぬ方向へよじまがり、どう見てももう使えない。
レンズを無理に押し込んでかけてみたが、とてもダメだ。
そのまま近所のメガネ屋さんへ駆け込み、見てもらうと、フレームを直す際に金属が折れるかもしれないので、別に修理が必要になるかもしれないとのこと。
それは、限界までひん曲がっているのだからと覚悟を決めた。
しばらく店員さんの修復作業を待つ。
遠い昔、妹が手術を受けている間、病院の廊下で無事を祈ったのにイメージが被る。
わずか15分足らずだっただろうか?
完全には直らなかったものの、まったく支障なく使えるようにしていただいた。
何気ない日常の失敗は、信心の弛みでもあり、一応反省しなければならないのだが、ここ10年ほどやけに手先が鈍っているのが気になる。
よく陶器やガラスを落とす。包丁やバイオリンの弓や野菜まで落とす。
辛うじてバイオリンは落としていない。
しかし3年位前にバイオリンに大根を落としてテールピースを破損させた。
笑えるものは笑えばよいのだが、かなり老化が異常に進んだ時期があることは間違いない。
最近信心とバイオリンの練習を真剣に励んでようやく持ち直し、弓を落とす頻度が減り、指先の繊細な感覚を取り戻しつつあり、希望が出てきた。
もし見当違いでもして無駄遣いとしてバイオリンを買わなかったら、希望を持てずに認知症症状の類いが進行して大事故や重篤な病気になって、今ごろはブログなんて書いていなかったのではないかと思う。
生活必需品は大事にしないといけないなと改めて思う。
メンテナンス消耗品の専門家のお世話に感謝しきりである。