FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

純度最強の空気感

f:id:FujiYama:20211030215222j:plain気を喰らうのが人間の意欲になっている。
なんの気を喰らうかによって、ずいぶん幸福感や満足感の種類や趣は変わってくる。
ガット弦とよい弦楽器から出てくる気は素晴らしい。音だけならナイロン弦でも素晴らしい音は出せるが気が違うのだ。
唱題という日蓮宗系も気を喰らうが、どれも同じではない。
十次元の世界というのが数学と物理で理論的に証明できたとか。
目に見えない法界をわれわれは多少なり感じ取って古来文学や宗教の表現で多様に感性を磨き共有している。
気を選ぶことで幸福や満足を高めることができるのは間違いない。
十界互具一念三千という天台、伝教、日蓮の系譜が示しているものは、佛の精を喰らえば誰でも摩訶不思議なレベルで幸福と満足を獲られるというところである。
優しい気、 力強い気、 栄光の気、陰鬱な気など多様な気を学び、般若心経で佛の悟りをわかるだけでは、幸福なんてみんな人が持って行ってしまう。
日蓮が唱えた題目から直系の僧侶集団が代々伝えている響きの系譜を体験して、ああこれが佛の精気だと解ったので、法界の極上を毎日呼吸して美味しいなとご満悦な日蓮正宗信徒である。
その気で音楽を楽しむと、なんだか青春の甘酸っぱい年代の新鮮さを感じるからまた一層幸福を感じる。
確かに老化しているなあと同時に感じながら。