FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

アジアに対する白人の感性

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超過密スケジュール超過密都市


アジアに限らないことだろうが、白人優越主義なるものは、白人社会の中では根強いようだ。世界全体が白人社会だとみると、これを無視していては、世界がわからないということになってよくない。現代版の世間知らずである。

近現代において欧米の世界進出は目覚ましく、植民地政策が華やかであった時代から国連中心の信託統治や傀儡政府づくりに進出のやり方が変化してきている。

アヘン戦争の実例に見られるが、アジアの民というのは、ほんとうにシンプルにカモである。

ベトナム戦争など生物化学兵器の実験用動物の扱いである。

日本と中国を争わせるとか日本と韓国を敵対させるとか、それぞれの政府間で難しい立場を醸成するように、表面的にはフェアなやり方に変わってきているが、上で糸を引いているのは白人である。

北朝鮮のように極端な反社には多少厳しく対応しなければならないが、その延長の韓国に対しても厳しくせざるをえない。

そう考えてみて、東アジアは日本台湾連合対中国朝鮮半島の戦争の構図が明確であるが、そもそも白人側とアジア側という分かれ方である。

白人側ならば楽ができるかといえば、そんなことはなく、ひたすら白人に搾取されるのは同じである。アジアはいい労働者が多いから、安く使えばそれでよいし、欧米製品をたくさん消費してくれるからうまい市場でもある。

日本が先進国のようになって、給与水準が上がったかと言えば、安倍政権下で実質賃金は下がり続けた。台湾企業も賃金は上がらないまま。これこそが、白人の言いなりになった日本政府と日本企業のあり様なのであって、むしろアジア勢力の中国人の給与水準は数倍に跳ね上がっている。

つまり白人はアジア全体をカモにすることに成功している。

もし日本人のために日本政府が動いていたら、日本人の給与も上がっているが、そうはさせじと白人が立ち回ったし、これからは最後の標的である中小企業の合併買収が進むことになっている。日本の経済のコアは中小企業だから、ここを潰せば日本を決定的に弱体化することができる。それこそが日本人の労働価値を低いままにしておく絶好の方法なのだ。

中国は大国だから占領するのは手間だし、まだまだ賃金水準は低いから、放っておいて経済成長させても、それほど脅威ではない。品質が低いものばかり製造しても、競合内容で脅威にならないのである。

しかし日本の場合は多少なり脅威になってきたから、出る杭は打たれる、日本を弱体化させて競争相手から蹴落とすことが得策であり、その中核である中小企業弱体化、農業衰退、人口削減、共同体意識の崩壊、教育水準の低下、所得水準の低下を推進させてきた。その手先になってきたのが、自民公明政権と政府の官僚である。

どうも日本人は自民党なら大丈夫だとか創価学会は真面目であるとか、官僚は頭がよいと信じている人が多くて、選挙権のある人の3割くらいが信じているらしい。まあ大丈夫だろうとか言って選挙に行かない人たちも多い。

しかし地球は白人社会であり、各国の実情に合わせて白人が搾取するために政治が誘導されていることを知らなければならない。中国政府も中国人がものごとを決めてきていないし、日本政府も日本人がものごとを決めていない。誰のために政治をするのか、という点で、間違いなく欧米のために政府以下隷属させられている。

白人は人間であり、その人間を中心にして協力させる中等動物たちがアジア人の置かれた立場になっている。教育のないアフリカ人は下級動物と見るようなものだ。

日本の国益が白人の言いなりになることそのものと置き換えられて、いくら不幸な国民が増えてもそれは白人の幸福と繁栄のためになるからよしとされているのである。

世界の繁栄とかアジアの繁栄というのは二の次になっているので、これは各国が各国の幸福を最大化できるように、各国の国民が考えなければならないのではないか?

バイオリンを少しやってきてわかることだが、頑張ればそれなりに進歩する。テンションを上げ続けてもそれなりに成果があがる。

これをアジア人にやらせておけば、周りが見えなくなるから、アジアの繁栄より自分のことだけが見えるようにして、うまい汁はみんな白人が吸い取ればよいという構図である。

アジア人を競争させて自己中心的な人間に変えてしまえば、あとは簡単に操れるから、国際関係できちんとまとまることはなく、アジアの繁栄は後回しになり、政府を自由に操って、その地域で欧米企業が好き放題できるという算段である。

若い間は気が付かないのだが、テンションを上げ続けるとどこかでプツンと糸が切れる。しかも自己中なので誰にも助けを求められない感覚になっている。今の時代には精神保健が非常に必要とされているが、まちがいなく白人の思惑で異常にテンションを上げ続けた結果、極端な都市化の結果である。

今の政治を見ていて、近現代の欧米化の流れをみていて、いったい誰のための政治であるのか、今一度考えて欲しいと思った。

近現代のアジア各国の政治をみていると、まったくのバカな連中である。

今のままでは、これからもアジア人は幸福にはならない。神の意向か白人の思惑どおりの目の血走った金の亡者でしかない。

アジアの諸氏よ、賢明になろう。