FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

近い関係と遠い関係

人のことなんか知らない。関係ない。
むしろ干渉したくないし干渉されたくもない。
みんな自由があるし。
まさに自由権はある。

ところで社会問題や社会学、社会科学について少しでも考えてみると、そうも言っていられない。
めんどくさい問題が山ほどある。
社会問題と取り組んだり、社会科学を考慮するのは、果たして自由な権利であるだけか?

これは社会人としての責任感があれば、きちんと考えておかねばならない。
自由は尊重しなければならないが、まさか自殺する自由があるからどうぞ首をくくってくださいとは言えない。極端な差別をする人はそう言うだろうが、常識的な人は自殺を思い止まらせるものだ。
一定の人たちには、この常識というのがどうやら難しいようだ。

社会学に興味があろうがなかろうが、他人に興味があろうがなかろうが、事故にあったり、選挙があったり、規制を受けたり、最悪被害にあったり、なんじゃかんじゃと影響を受けるものだ。

社会における不幸の最小化、幸福の最大化について、知らないではなく、関係ないわけでもなく、自分たちの幸せのためにこそ、配慮して地域を安寧なものにしていくのが責任ある社会人だと考えておかねばならない。
モラルの主張というよりは、もっと自分たちの幸せのためのより主体的な行動の意識のすすめである。

今日本は貧困層が増えている。
多くの公務員や教員が契約社員化して現場は大変なことになっている。
この時期に無茶な大阪市廃止の投票もある。
ホームレスが増えている。
専門家の意見をよく聴いて協力できるところがあるのか、意識を高く持ちたい。

経済問題と政治の問題について、ややキツイ印象は持つが、れいわ新撰組山本太郎氏の話も一通り聴いてみた。今の日本経済、日本の政治状況はどうもかなりヒドイらしい。
自分がなんとか生きていられるから関係ないとか知らないだけでもいけないなと思った。