FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

学術会議任命拒否問題

内閣としては政府のいいなりの学者でメンバーを揃えたい。政府のいいなりというのは、改憲学者のことです。
政府は国の予算を政府の予算だと考えているので、広く国民のための予算であるとは考えていない。
総理が言う国民の理解を得るというのも詭弁です。任命拒否は国民の理解を得ていないから。全会一致が不自然なのが解らない人は、全会一致をねつ造演出するための人選を強硬する。まさに戦時中の状況を人事介入で作ろうとしている。
自民党の得票率は過半数に遠く及ばないものを改憲に賛成しなければ国民ではないという最大限の圧力をかけるためには今回の任命拒否がもっとも効果的だったのだろう。
大戦中は戦争に反対する人は非国民と言われて差別された。今また改憲に反対する人は非国民だと総理大臣が発言するようになった。
同じ過ちを繰り返しながら、ここ30年の日本は衰退している。果たして大多数の日本人になす術はないのだろうか。
神道が使う正義という言葉もまた共産党のいう平等と同じで信用してはならない。