FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

麻生太郎氏のなにが問題なのか?(2)

  • 麻生氏「我々はマーケットと仕事してるんで野党と仕事してんじゃない。」これは財務省としてマーケットを無視するということは難しい財政支出もあるが、逆にマーケット無視ででもやらなければならない財政支出もあるから、きちんとした議論を必要としている議案に対して、野党との討論を放棄するような発言だから、これは一議員としても大臣としても問題があるのは明々白々だなと思います。
  • 麻生氏「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろと考えないと解決しない。」やはり自殺者に対して滅茶苦茶な考え方をしていることがよくわかる。これだけはっきり発言しているのだから、貧乏人や運が悪いだけの人たちが困窮したらどうぞ死んでくれと言っている、人道的にも政治家の道義上もたいへんな問題がある方だと思う。
  • 麻生氏「飲み倒して運動も全然しない(で病気になった)人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしくてやってられんと言っていた先輩がいた。良いことを言うなと思った。」他人に対するボヤキを政治家が公に発言するというのは公人としていかがなものかと思う。たとえそういう事例がある程度あるからといっても、それなら具体的に個人個人に対して飲み控えや運動の奨めを何かしたのかという反詰にあうのがオチみたいな話だ。国民感情の問題ではなにも解決しないことくらいわかる知能は持っているはずだから卑怯な議論のすり替えにすぎない。医療費は断じてケチるわけにはいかない。命の選別が当たり前の富裕層はデタラメが常識であるから皆で監視しておかねばならない。
  • 麻生氏「婦人に参政権を与えたのが最大の失敗だった。」もはやここまでくると呆れてものが言えない。まるで麻生氏本人の権限で婦人に参政権を与えて失敗したかのような言い方であるし、日本の婦人が私利私欲だけで公共心がないみたいに誤解を与えたりする。女性蔑視も甚だしい。
  • 麻生氏がこれだけ非常識な発言ばかりして財務大臣兼副総理なんていうことは、日本の政府や与党というのは、あきらかに世界的に非常識な感性を持った異常人格者集団だろう。中にはまっとうな意見をもった政府関係者や与党の方々もおられるのかもしれないが、麻生氏が要職に就いているのは事実である。日本の政治は絶望的なレベルであると思うが、誰か御意見できる議員や専門家などはおらんのだろうか?あのふてぶてしい態度もよくないと思うのだが、テレビに露出しているのを自覚してほしいものだ。あれで名誉ある華族だとか言われても、日本人としてまるで誇れない。日本人の精神衛生にとってよくないのではないだろうか?中国共産党じゃないのだからもう少しましな人権感覚を養ったらどうだろうか?本人が中国か皇室かの飼い犬を志願しているというのなら仕方ないのかも知れない。飼い犬に人権感覚なんて理解できないだろうから。