FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

中国のなにが脅威なのか?

超大国アメリカがいよいよその大国ナンバーワンの座を明け渡す時が来たのかと世界が固唾を飲んで見守るトランプ政権の動きと大統領選。
経済的な占有率を中国が上げていることが、果たしてそこまで問題なのかどうかである。
私は世界経済にとっては未開拓地域が開拓されているという面が強いのではないかと思う。
つまり中国は軍事的に投資が旺盛で危険性は確かに増しているが、逆に見ると軍事的牽制さえ怠らなければ、世界経済にとっては、我々の生活にとっても非常にプラスの貢献をしてくれるのではないかとポジティブな見方ができなくはない。
日本の世界におけるGDP比率が数パーセント低下しても我々の生活レベルが維持できればよいのである。そしてその維持のために必要な子作りや子育て、経済政策をいかにまともに実行していくかのほうがより重要であろう。
確かに香港の自治問題やコロナウイルス流出など中国政府の無神経さには幾度となく呆れ返ってきた。政治的学術的に不安がないといえばウソになる。とても共産党を信じる気にはならない。
少なくとも日本人が自由主義を守るためには日本は中選挙区制度に戻したらよいと思う。第一党しか当選しない制度ではまるで共産党政権と紙一重の独裁のように見えるのだ。自民党が触りたがらない所ではあるが。
経済シェアはアフリカ諸国の台頭もあって日本は低下する一方だが、緊縮財政で日本経済を萎縮させるという今までの経済政策では人口が減少する危険性が確定的になってしまった。経済の比率がたとえ低下しても人口は減らしてはいけない。国の経済活動で人がいなくなったらおしまいである。
自民党にも立憲民主にもれいわにも給付金が必要だと状況を理解している議員は多い。コロナの影響は小さくない。消費税はよほどインフレが亢進している状況にならなければかけてはならない代物だ。
米中貿易戦争は表面的政治ショーに終始するだろう。今に始まった商売の話でもない。いくらどちらが儲かったかという戦いも大事なのだが、日本は日本できちんとした内政にシフトしていかなければ、民族と生活を維持することが難しくなる。お札や硬貨の額面にとらわれず、生活の質を上げていくことや維持していくことのために、すべて日本の政治と経済が動いていくと、日本国領土とその周辺環太平洋が繁栄していくことにつながっていく。国際交流や交易をしながら我々日本人の生活がますます豊かになる。
政治とポジティブ思考がたいせつなカギを握っている。日本の繁栄と我々の生活の質の高さは絶対に手放してはならない。緊縮経済、萎縮政治、人口減少の政治だけは回避してほしいのだ。
今までの3党合意による政治のあり方だけでは日本はひたすら滅亡の道を歩んできた。
打開策は質の問題としての人権と経済だ。
もはやこれができなければ国としての防衛力すら維持できなくなることが数字のうえから明らかになっている。
はやく日中友好のワナに気がつかなければ、まだ今より給料が下がって、日用品や食料品の質も下がっていく。それらの物価上昇分は子育て費用に上乗せされる。
友好の名のもとに日本人の質を落とされることこそ中国の脅威なのである。
友好は賛成だが生活レベルを落とすのはゴメンだというなら、ご都合主義の欲張りなのだ。友好か生活レベルかどちらか一方しか選べないのが現実だ。交易は礼儀さえあれば充分にできるが、友好というものはとてつもない対価を支払わされるものである。対等な友好というものは日中間では難しい。
日本政治の中国化、日本の中国化という脅威があって、小選挙区独裁政治、賃金低下、物価上昇の波が押し寄せてきていることもあるのではないか?
別に日本のアメリカナイズを推奨したいわけではないが、どうも政治がらみで日本が衰退しているのは確かなようだ。