FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

低予算で長く使えるロード(あるいはフラットバーロード)を選びたい

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夢や憧れの色合い?

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オーソドックスなジオスブルー

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幻のカールトンN

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ジオスのヴィンテージ

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現行のアンピーオはクロモリのフレーム、フォークでクラリス

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まばゆいラドフォードクラシックはクロモリフレーム、フォークでクラリス

しかし惜しいことに唯一重量が目立って重たい

    まず候補にあがったのは、上のバッソ製ギャップ1977トリコロールカラー。次にジオスのクロモリロード(写真が古くてフォークが黒になっている)。そして廃盤になったカールトンNは中古で探すしかない。ジオスのヴィンテージはジオスブルーと白とフォークのメッキのカラーリング。フラットバーロードはジオスアンピーオラレーのラドフォードクラシックの2台。このほかにはジオスアンピーオティアグラ

    すべてフレーム材質はクロモリ製。長く使えるから間違いない。ところが最近のトレンドでフォーク材質がカーボンのものがたくさんあって、ジオスのクロモリロードの大半はカーボン製フォークを採用している・・・。つまり希望にあわせようとすると部品交換しなければならない。カーボンの品質耐久性はそれなりにはあるとされているのだけれども、まだ実用化されてそれほど経っていないため未知数の材質なのです。軽いからと言ってあまり安易に採用しないでほしいが、とにかくメーカーは儲けたいだけですから、価格を載せられるカーボンを使いたがります。

    そういう理由でフレームもフォークもクロモリのモデルはと言えば、バッソ製ギャップ1977トリコロールカラー。ジオスのクラリス組のフェニーチェ。廃盤になったカールトンNは中古で探すしかない。ジオスブルーと白とフォークのメッキのカラーリングのヴィンテージ。フラットバーロードのジオスアンピーオとラレーのラドフォードクラシックの2台。合計6車種に絞られました。

    変則としてフロントフォークをカーボンからクロモリに交換するという選択肢を頭のどこかに置いております。工賃込みで2万円近くかかるから、変則として。

    次に中古で探すしかないというのも変則のうちで、探したってさっぱり見つかりませんので、残るは5車種となります。

    では、果たして色で選ぶのか、見た目で選ぶのか、そんなことで長く使えるのかという疑問が沸き起こってまいりました。

    5車種の見た目はそれぞれ実に魅惑的で美しく並べて置いてコレクションにしたいほどです。それぞれ十分によいので、決め手にはまだまだなりません。

    変速装置のきめ細かさで決めるとするならば、5車種全部クラリスなのでオールボツに。全部8×2の16速で同じなのです。ティアグラ組ならギアをクロスレシオにすればきめ細かな変速ができるのですが、先に述べたようにフォークがカーボン製なのです。5車種で違いがあるとすれば、変速時にハンドルにレバーがついているか、ダウンチューブにレバーがついているかの違いです。これは非常に大きな違いですが、残念ながら実際に使った経験がないので何が利点なのか欠点なのかまるでわかりません。ただダブルレバーは使いづらいに決まっています。

    ダブルレバーのバッソ製ギャップ1977やジオス製ビンテージの利点は安価であることとデザイン性です。それなら変速しやすいジオスのフェニーチェが安価でよいではないかといえば、デザイン性でやや劣る。

    これら一長一短のロードバイク、ドロップハンドルの自転車を眺めていても結論が出そうにありません。なにしろドロップハンドルなんて数十メートルしか乗ったことがないのです。

    見た目がクロスバイクのフラットバーロードはどうだろう??シフトやブレーキは断然使いやすい。これは経験で折り紙付きです。

    わざわざ危険なドロップハンドルで事故の危険性を高めるのはいかがなものか?などという考えが脳裏をよぎります。

    しかし誰が乗ってもロードバイクの方が走行性能は高い。同じスピードでも楽にスピードが出せますから、そう簡単に捨てられるようなジャンルでもない。姿勢のバリエーションが増えると疲労軽減になるとよく言いますし。

    別の要素として年齢(若中年)という動かしがたい事実があります。しかし高齢からロードバイクを始める方も多いので、マイナス要因とはなりません。

    私の場合左右のペダルの幅が近くなるという点が実は大きい違いになります。左足首周辺の調子が悪いので、少し偏向したラフなペダルさばきをしておりまして、それから考えるとクロスバイクのように左右の幅が大きいものはどうにでも自由がきくわけです。そこがハンドルともうひとつの未知の世界なわけで、これも実際長距離乗ってみないとわからないところがあります。

    運動強度がロードバイクは圧倒的に高いので、おっと比較がクロスとの比較になってしまいましたが、ロードに挑戦、踏み切るのは実はアスリート的な世界への飛び込みという面がございます。クロスの運動強度6,8で、信号でとまりながらの平均速度20キロ弱で4時間漕ぐと、水分補給しながらでもだいたい平均2キロ弱程度痩せます。一番痩せた時は3キロも痩せていました。これがロードの運動強度11~12で同じだけ漕ぐとどれくらい痩せるのか?少し恐ろしい気もします。コースにもよりますが、ロードだと山間部を走行したくなるから・・・。しかし強度の軽い運動を長時間したほうが脂肪は燃焼しやすくなるので、ロードなら良いという訳でもありません。強度の重いロードでは運動を継続できずに挫折するかも知れません。まだ固形燃料(余計な体脂肪)が15キロ以上残っているので挫折は一番よくない。

    脂肪が減って貯金がだんだんとじわじわとたまってくると、欲が出てまいりまして、さらに慎重に間違いのない買い物をしたいと思うようになり、しかし未知の世界に冒険するときに何もかもわかって買い物ができる人の割合はどのくらいだろう、などとまた考えます。多くの人はあまりそこまで考えずに買ってしまって、実際に走行しているうちに自分はこういうのが欲しいというのが見えてくる、というのが実情です。まあ日本は何台も無駄な自転車が買えるほどまだまだ豊かなのかなと思うところですが、厳しい台所事情で汲汲としているというのもまた実情なのです。自転車業界も近年、少しセコイ商売が増えてきましたし。(クロスレシオのスプロケが続々と廃盤に。CRN復活させろよなあ)

    実際ロードバイクでどこをどう走るのかにもよります。体力をガンガン鍛えて、都心でストップ&ゴーばかりでは宝の持ち腐れになりますし、自然豊かなサイクリング向けの道路は都心からはかなり離れています。青梅や武蔵五日市なんかまで電車賃1000円以上かけて輪行しなければ自然なんてどこにもありゃあしません。しかしそもそも長距離を早く走りたいという欲求とその運動量を考えるとロードバイクは十分にアリなのです。どうしてもクロスでは限界が見えています。

    ママチャリとクロスバイクについては少し解ってきたのですが、ロード系についてはまだまだ難しい気がします。カタログに掲載されている違いを見てショップに質問したり考えたりするにとどまっています。

    コロナ襲来以前の去年のことですが、クロスバイクについているアルタスグレードとフラットバーロードバイクについているクラリスグレードの違いが、同じリア8速なのに全然違うので驚いたことを憶えています。クラリスのほうが、シフトが明らかに滑らかに変わります。ぴったりくる乗り味がトータル実に官能的です。マウンテンバイク用のアルタスは独特の粗目のつくりで頑丈に作ってあるそうです。

    しかし50万円以上もする高額な商品がしばしばデリケートすぎて使い勝手が悪い場合もあります。幸か不幸か15万円前後しか予算がない。意味不明なロードバイクの深みにはまらないように、必要最低限のバイクの要件を絞り込んでいって間違いない一生モノをどんぴしゃりで一台選びたいものです。これはあるいは過疎地のほうが踏切も信号も無くて考えやすいかも知れません。過疎地のローディーのご意見を探そうかな。

    とりあえず都心は信号、西東京方面は踏切多すぎます。

  By 富士山(FujiYama)