FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

じんわりシルヴァF24の良さがわかってきた さすがブリヂストン

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初夏の日差しのなかで

 

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連れ合いの距離感で撮影

    シルヴァF24が納車されてから半年を超えた。

    乗り手は、あの自転車にその自転車と、次から次に気が移るものだが、シルヴァはもくもくとタイヤを転がしてくれる。いろいろと試してみて、疲労気味の時やノリノリの時の乗り味などもわかってきたので、走行距離も2000キロを超えてきたので、また記録しておきたい。

 

    アルミのフレームとフォークに不満タラタラなような記事を書いたが、実は最近おやと感じている。乗り心地に影響を与える可変アイテムは、グリップとグローブだけではない。当たり前のようだが、タイヤの感触が実に大きく乗り味を決めている。アルミで確かに80キロ越えの長距離は疲労しやすいが、タイヤを変更してみて大成功!!!モチもちした乗り心地でとても良いではないですか。ディスタンザはコンチネンタル5000と対抗できるかというほどではないでしょうが、乗り味は十分対抗できます。さすがブリヂストンですね。ちなみに標準装備のリベルクは32Cでややもっさりした感じですがグリップは素晴らしかったです。路面をしっかり掴みます。

    中距離では28Cにした効果として非常に転がりがスムーズな感じがします。加速感がよくなりました。巡航速度も変わらず30キロ前後で苦にならず快適に走行できます。

    ホイールベース1メートル5センチ越え、チェーンステー440、ヘッドチューブも長めで大丈夫かみたいな心配も解消されました。これはこれで、とっても街乗り用にベストなフレームではないか!!!安定感は抜群です。

    ロード仕様ではないものの、街乗り~中距離用にアレンジしたような状態になりました。まさに自分仕様です。

    ちなみに90キロ前後あった体重が75キロ弱まで減りました。

    なにがポイントかと申しますと、単純に、楽しさ、です。

    これを購入した時、ほとんど衝動買いでした。

    しかしそれは健康を願う思いの大きさからくる衝動買いでした。健康への衝動。。。

    運動不足からくる体重の状態は目を覆わんばかり。。。

    最初に運転したお店からの帰り道、楽しいという感覚が芽生えまして。

    それ以来毎日毎日どこへ行くにも連れ添ってもらいましたが、楽しい。

    多少呼吸が苦しくなるほど漕いでも、楽しい。

    なんだろう、この懐かしい感覚、はあはあゼイゼイ、汗が流れる。

    カゴはつけていないのですが、リュックを背負って買い物もできます。

    メカトラブルについて、チェーンが何度か外れましたが、ほとんど自分ではめることができ、一度だけ入り組んだ外れ方をしたので、購入店でクランク外して修理してもらいました。あまりない修理でした。

    それよりリヤホイールの不良品に当たってしまいまして、メーカー保証で無償交換してもらいました。これは少し厄介な出来事で一時期少し憂鬱になりましたが、今では問題なく快適な走行ができております。

    もうひとつは自分でわざわざトラブルを作ってしまいやすいところで、チェーンオイルをさしすぎてしまうことです。パーツクリーナーで吹いてクリーニングするのは簡単でよいのですが、あとオイルをさす量の加減が難しいのです。油汚れをブレーキシューに付着させないようにすることも大切です。ブレーキ鳴りが大変です。メカ音痴の私には結構これ難関です。ほとんど定期点検まかせにしてしまうほうが無難なようです。

 

    街乗りをしてほとんどの所用を自転車で足してしまい、時折中距離のサイクリングに行って汗をかきたいなあという時に出動させるという使い方をして、早いもので半年がたちました。電動自転車ほとんどお蔵入りです。電動だけに殿堂入りともいかず、最近は電動自転車を馬鹿にする目で見下したりなんかしています。重いばっかりであまりに遅いぞと。ほとんど汗はかかないのですが、楽しさには欠けます。

    街乗りは、時にだるいノロノロ運転をしますが、シルヴァはこれにも強い。すっ飛ばすだけが能じゃあないなと。ワイドレシオのギアは急坂に強いのですが、ノロノロ運転にも強いのです。

    よく5速と6速の壁と言って、ギアの落差を問題にしておられる方がおられます。しかしF24はフロントが3枚あるではないですか!!!5速の次にフロント2速のリア6速7速を挟むと実にスムーズなラグのない変速、加速ができてしまうのでありました。

    一度ギアを交換しようかと考えて、フロント2速を使えば問題ないことに気が付きました。実にフロント1速が一番使用しないギアでした。これは最近の新型がどんどんクロスバイク2枚になっていっている流れは正しいなと思います。必要ないですから。

    古河さんというユーチューバーも言っていましたが、フロントは2速で十分です。自転車屋さんによると、チェーントラブルが少ないのはフロントの歯数の差が小さいほうが安全らしいです。現状の2速と3速つまり38Tと48Tというのがベストな使い方だということになります。

    クロスバイクという範疇に否定的ですらあり、ロードかぶれになりかかっていた自分ですが、そんなわけでクロスバイクをまた見直しています。ハードな運動や長距離走行をしょっちゅうしないなら、めっちゃスグレモノやなあと。またそういう用途に限ればとても使い勝手のよい乗り物だなあと。

    自転車紹介チャンネルで言っていましたが、競合他社の製品に比べて、チェーンもブレーキもクランクもシマノ製でぜんぜんクオリティ高くてコスパいいです。なんだか派手に宣伝していて売れ筋だからって気を惹かれそうになるのですが、台湾製の競合と言えばR3しかないですが、やはりシルヴァF24で正解でした。ロードバイクを別にすれば、完全なるどまんなかストライク正答正解満点の選択でした。しかもまだ盗難補償が2年以上のこっているのでホント言うことなしです。

    不本意にママチャリ、電動アシストなんか乗っている方が気の毒で気の毒でなりません。ダイエットしたい方、健康になりたい方、さっそうと走りたい方はぜひ。クロスは海外製の良さが際立つような車種、たとえばジオスミストラルのクロモリなんかなら海外製もよいのですが、トータルでぜんぜんブリヂストンF24に分があります。(疑問なのですが、相変わらずFR16の存在意義がわかりません。フレームがクロスでなぜクラリスを搭載し、なぜ寝たアングルのハンドルにドロップ化キットがあるのだろう???)

    たったひとつだけ、思い切って購入すれば、あなたにも新しい未来が待っています。

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また涼しくなると走りたくなる

 By 富士山(FujiYama)