FujiYama’s blog

バイオリン弾きの日常的な生活の風景、感想などのブログです 政経もけっこうあります

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バイオリンの音の響きの違いはなにか?

バイオリンの音はさまざまな要素でできている。一番わかりやすいのは弦による違い。あとの違いは主に楽器の違いと仮に置いても大間違いにはならない。 そこで弦の違いを差し引いて音の響きを比較することになる。 まず大きさの違いがわかりやすい。低音から…

マーキス(名弓コピー)に惚れ直す

先日、山野楽器銀座店に楽器探しをしに行った。近くまで用件があったので寄ってみたのだ。 フランツ・ザンドナーを懐かしむ気持ちもあった。別の記事で書いたバラバラになったバイオリンである。 聞いてみると在庫がない。 仕方ないなと思いつつ別の楽器を試…

自粛で地獄は誰が悪い?だんだん痺れてくるころに。

飲食店や娯楽産業が軒並み売り上げを3割程度減らしたと報道されている。 自粛をするのは義務のようで完全な義務ではない。 まじめに自粛して損をするなんて信じられない。 しかも自粛して感染者はそれほど減っていない。 みなさんが地獄の日々を送っている…

高品質な新作バイオリンは資産投資になる(子や孫のための確実な投資)

新作バイオリンは高いもので300万円くらい。よい新作は40万円くらいからある。個人的な趣味ならもう少し安くても楽しめる。 しばらく弾いても放置しておいてもよいのだが、これを50年から100年寝かすとモダンバイオリンとして分類される。そうすると値…

朝までぐっすり

リーキーガット症候群というのがあるらしくて、これはカラダ特に腸がぼろぼろなのだが、いくつか思い当たるところがあったので、効き目があるというホネだしスープを作ってみた。 なんとぐっすり朝まで眠れた。 でもいつも作るのは面倒なのである。 また、夜…

ミドル級新作バイオリンの多彩な誘惑

しばらくお世話になっているミドル級バイオリンは十年以上のシーズニングが自然にできている。ニスも繊細なもので悪くない。まだ付き合ってみて数年間しか経っていないけど、まずまずの音を出してくれる。 しかし実は高音の伸びに不満を持っていたので、今回…

浮浪者とはじめてのミューザ川崎シンフォニーホール

生まれてはじめてミューザ川崎シンフォニーホールに行った。関東へ来てようやく8年目でたどり着いた。 しかし2004年開館だから比較的まだ新しいホールだ。そして座席数1997席という中規模ホールはらせん状に客席がある。 JR川崎駅を西口に出るとすぐに…

美しきロスマリン クライスラー

この曲の楽しみ方は、アップスタッカートの速度調整が一番わかりやすい。リズムを少し早めたり遅くしたりすると曲がひきたつ。立体感を出す感じ。 いきいきと明るく色彩の濃淡をつける感じで。 グリュミオーの速度に合わせてみてちょうどボウコントロールが…

タイスの瞑想曲

グリュミオーの演奏録音をお手本にして、情感あふれるこの曲の練習をしてみた。20代のころ人前で演奏してみたが、好評だった。 低音から高音までバイオリンの音域を計算して造られたすばらしい曲である。ハイポジションも多用して音の色彩感も出しやすいの…

音楽のどつぼ 何気にヤバい楽しみ方

ある素晴らしい曲があるとする。ある素晴らしいアーティストがいるとする。 しばらくハマるくらいの魅力を感じることがある。特に若い頃ハマることが多いようだ。 繰り返し同じ曲を聴いてニンマリする。 現代は録音技術があるから可能な楽しみ方だ。ふと考え…

ほんの少し余裕がある人の新作バイオリン選び

最安値の部類の新作バイオリンは、概して音の線が細い。これは量産品だから致し方ない。 そこから少し抜け出して、長く愛用したくなるような楽器の選び方は、案外難しいように思う。 なぜなら個人の好みという便利な言葉で片付けられてしまって楽器の実力が…

日蓮の教えを科学する一考察

あるアメブロの記事を読んでいたら気がついたので、あえて記事にしておきたくなった。 よく日蓮正宗でホウボウ(謗法)といって、教えから禁じられた行為について話題になる。一時期まがい物の創価学会でもホウボウ払いといって、日蓮正宗以外の宗教関連の祭壇…

大人になってから、はじめてのバイオリンにはどんな商品がよい?(安さ重視の場合)

自分が子供の頃はスズキバイオリンしか選択肢がなかったのだが、大人になるといくつかの選択肢がある。 残念ながらスズキはおすすめできないが、その理由は音がこもっていて重たいことが特徴だからである。特長とは言えないのである。 あとはステンター、カ…

パガニーニ カンタービレ

アマチュアが見栄を張って弾きたがる曲の代表格かもしれない。 パガニーニという響きにインパクトがあるからだろう。しかしこの曲はとりわけやさしいのである。 あるバイオリン教室のホームコンサートで中学生がアンコール曲としてサラっと弾いてくれたのを…

音楽 人類 祖国 (大人になるってこんなことも)

グローバリズムの闇を追及して概略反対意見を書いてきた。 しかしそれは決して各地の文化を理解できなくなるということではない。 グローバリズムに反対なのだから、よその地域の文化なんて知らないという態度では、人生を損するだろう。 せっかく人類の一員…

政府のかたよりと西洋音楽の取扱(わたしにとっての大人とは)

公共部門をひたすら民営化していればやがて行き詰まることは欧米で証明されてきたが、我が国においても種種困ったことになってきた。 JR東日本が値上げを検討するそうだ。以前原子力関連経費がかさんで電気料金が値上げを検討する事態になりそうなことに触れ…

ヴィタリー シャコンヌ シャルリエ編

シャコンヌで有名なのはバッハとこのヴィタリーのものだろう。 バッハのものは少し長いので聴きごたえはあるが、暇な時に聴きづらい。しかしヴィタリーのシャコンヌもなんとも重たい感じがして、聴きごたえがある。なにか深刻な宗教曲の趣であり、親しみやす…

ビバルディ 四季より秋

この曲を弾くと学生のころの同級生を思い出す。 学生の弦楽合奏グループでチェロを弾いていたA君が秋の愛好者だった。A君は高校生のころオケでコンクールに入賞した経験がある。 私は春が好きだったし、学生は春と相場が決まっているので、お互いの嗜好に合…

チャールダーシュ モンティ

とても親しまれている定番のノリの曲だが、この作曲家はこの曲だけしか有名なものがない一発屋さんらしい。アドリブが多彩なので、演奏者による違いを楽しむのによい。したがって難しくもできるし、やさしくもできる曲。あーこの人はやさしく演奏しているな…

エルガー 愛の挨拶

アマチュア向けに楽譜は転調されたものが出回っている。それはそれで楽しめるとよいのだが、こだわって原曲の楽譜を入手した。無料ダウンロードである。 原曲の方が少し難しいようだが、弾けないほどの難しさでもないので、レッスンを受けてみることにする。…

プレリュードとアレグロ クライスラー

子供の課題曲だからと言ってあなどってはいけない。福岡大会で小学生がばんばん弾いているのをたくさん聴いたが、やはり上手い子は少ない。ただ弾いているだけでは音楽的とは言えないからだ。 私は十代のころ葉加瀬太郎さんがバンドでアレンジしたものを先に…

どうしても伝えたいこと、これからの日本、世界を

我々は選挙で政府をコントロールすることができる。これが国民主権の基本構造だ。 しかしグローバリズムやグローバル企業が主役になった現在、どんなに選挙で議員を選んでも、政府はグローバル企業のためにしか動かなくなってしまった。 EUから英国が離脱し…

国際化(グローバリズム)の闇

我々は選挙で政府をコントロールすることができる。これが国民主権の基本構造だ。 しかしグローバリズムやグローバル企業が主役になった現在、どんなに選挙で議員を選んでも、政府はグローバル企業のためにしか動かなくなってしまった。 EUから英国が離脱し…

シュラディーク?1番

左手の基礎練習に用いられるそうだ。これは大人になってからやるべきものではないかもしれない。 左手の形が安定するようにゆっくり丁寧に毎日やるのだが、一度覚えたらいいという訳ではなく、バイオリンを弾く限り毎日やると効果的なものらしい。 1年くらい…

ここのところ不景気な気がするけど、それには衝撃的ワケが

斜陽 曇り空の皇居付近 政経ネタは反響がないので、あまり書かないようにしてもいいのだが、何を間違ったが経済学部で労働経済学と社会学とあわせて学んだものだから、どうしても思考が政経に傾いて困っている。しかも宗教心理的なおそろしさを実体験で学ん…